アートセラピストとは、アートセラピーを通じてクライアントの心の状態を分析し、その心の問題が良い方向に向かうようにして行きます。人の描く絵には、その人の心理状態が表れると言われています。クライアントが意識出来ない心の問題、蓄積された怒りや不安、悲しみ、喜び、情熱などの感情が絵を描くことを通じて表面に出てくるのです。アートセラピストはこのクライアントの描いた絵を基にして、これらの心理を分析して行きます。客観的に心理状態を分析解釈する事で、クライアントがその問題を解決するためのヘルプをするわけです。アートセラピストは日本ではまだ馴染みのない分野ですが、近年その需要は多くなっているようです。アートセラピストになるためには、各団体の認定資格であるアートセラピスト資格取得が必要です。美術系、アート系の分野からアートセラピストを目指す人も多いよう。まずはアートセラピスト養成スクールなどで、心理学や美術などアートセラピストになるために必要な知識やカウンセリング法などをしっかりと身に付ける事が大切です。
アートセラピストの年収、月収について
活躍の場、勤務形態などでかなり異なる
アートセラピストの仕事に就くには
アートセラピーを取り入れた絵画教室を開いたり、病院、学校、福祉施設などでアートセラピー講座を開いたり、独立してアートセラピーを行うセラピストとして活動するなどさまざま。
アートセラピストの資格や知っておいた方が良い知識など
各団体認定のアートセラピスト資格取得が必須。アートセラピスト養成スクールで、幅広いアート全般の知識や心理学、カウンセリングなどの知識を学ぼう。クライアントを冷静に観察、分析出来る事が大切だ。