エックス線作業主任者とは、エックス線装置を使用して、工業製品の品質検査や金属の状態などを調べる技術者の事を言います。あらゆる工業製品や、飛行機、橋などの構造物などその用途は実に幅広いものです。エックス線作業主任者になるためには、国家資格であるエックス線作業主任者資格取得が必須です。診療放射線技士の資格取得者であれば、この免許も取得出来ます。エックス線は人体や環境に及ぼす影響があるため、慎重に取り扱う事が大切です。労働安全法では、ある基準値以上のエックス線出力を行う作業場には、エックス線作業主任者を配置することを義務付けているのです。それゆえに、エックス線作業主任者の需要は高く、特殊な専門知識や技術を生かして活躍する事が出来るのです。必須ではありませんが、この他にも放射線関連の資格を取得しておくと、仕事の幅も広がりさらなるキャリアアップにもつながるでしょう。エックス線の影響を充分に理解した上で、慎重な作業を行える集中力があり、細かな所までキチンと確認出来る人が求められます。
エックス線作業主任者の年収、月収について
年収400万前後~
エックス線作業主任者の仕事に就くには
製造、重工、機械設備、造船、医療など幅広い分野のメーカー、企業にてエックス線作業主任者の需要がある。
エックス線作業主任者の資格や知っておいた方が良い知識など
エックス線作業主任者の国家資格取得が必須。他、必須ではないが、放射線取扱主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者、放射線透過試験技術検定などをはじめとする、放射線関連資格取得があればさらにアピール出来る。