製本技能士・製本工とは?製本技能士・製本工の仕事


完成された本
製本技能士・製本工とは、製本所で印刷物を組み合わせて完成された冊子に仕上げていく技術者の事を言います。製本所に持ち込まれた雑誌や本の原本となる印刷物はバラバラな状態にありますが、これらを製本指示書をもとにしてキチンと積み重ね、製本して行きます。製本技術には、綴じ方にも様々な種類があり、見栄えよく美しい本や冊子に仕上げるには、熟練の製本工の技術が必要です。現在はほとんどが専門の機械を操作する事によって製本が行われていますが、これらの機械の操作、工程の管理、仕上がった書籍や冊子の点検作業なども製本工が行います。製本技能士とは、製本の実務経験者が受験出来る国家資格です。技能士を名乗るためには、この国家資格取得が必須となります。製本工になるために、特に必要な資格というものはありません。製本所に就職をして、まずは製本の流れから覚えて行く事になります。熟練の製本工からの指導を受けつつ、実務経験を重ねて行き、キャリアを積んで行くのが一般的です。国家資格取得は必須ではありませんが、資格取得後は昇給や昇進も期待でき、独立の際の実力アピールにもつながるでしょう。

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製本技能士・製本工の年収、月収について

月収18万前後~

製本技能士・製本工の仕事に就くには

製本所に就職して、最初は補佐的な業務から製本の仕事に関わって行くのが一般的。製本工になるために必要な資格はないが、製本技能士になるには実務経験が必要。

製本技能士・製本工の資格や知っておいた方が良い知識など

製本工になるために特に必要な資格はない。製本技能士になるには国家資格取得が必須だ。製本工として製本についての作業工程や必要な機械操作、専門知識などを働きながら身に付けて国家試験に挑戦するとよいだろう。

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