建築大工とは、木造建築物を建築をする技術者の事を言います。建築物というと鉄筋コンクリートを使用した高層ビルなどを思い浮かべる人も多いのですが、建築大工の手掛けるものは木造建築物です。神社仏閣等の文化遺産の修繕、一般住宅や店舗、公共施設、商業施設の新築やリフォームなどを手掛けます。建築大工になるために、特に必要な資格というものはありませんが、一般的には工務店に就職したり、ベテランの建築大工の下に弟子入りをして、修業を積んで行きます。職業訓練校などで、所定の建築大工になるための訓練を積んで工務店などに就職をするという方法もあります。物を作る事が好きである事、身体を動かして働く事の好きな人に適正があります。素材に関する専門知識、構造力学、建築学などの専門知識や、さまざまな工具を操る技能も身に付ける必要があります。一流の建築大工になるためには、時間をかけて現場での経験を積む事が必須なのです。非常に身体を酷使する仕事なので、体力的にタフである事も求められます。
建築大工の年収、月収について
月収20万前後~
建築大工の仕事に就くには
工務店などに就職をするか、建築大工職人の下で、見習いとして入門して、現場での経験を積んで行く事が大切。職業訓練校などで、建築大工になるために必要な技能を修得するのもおすすめ。
建築大工の資格や知っておいた方が良い知識など
特に必要な資格というものはないが、木造建築に関して興味があり、物造りが好きである事が大切。ひとつの物を作りあげるためには、多くのスタッフと連携して仕事をして行く必要がある。チームワークを乱さない協調性のある人に適正がある。