内装工とは、建築施工の最終段階となる内装を手掛ける職人の事を言います。具体的には、クロス貼り付け、LGS施工、プラスターボードの施工、床仕上げ、天井仕上げ、塗装などの内装一式を行います。この内装の仕上げによって、その建築物の持つ雰囲気や美的な印象がかなり左右される、施工の要となる分野であると言えるでしょう。内装工になるために、特に必要な資格というものはありません。職業訓練校などで内装工として必要な技術や専門知識を学ぶ事も出来ますし、未経験であっても内装会社やインテリア会社などに直接就職してベテランの内装工のもとで必要な技術や知識を学ぶ事も出来ます。向上心がある勤勉な人であれば、一人前の内装工になるまでにかかる時間は比較的短くてすみそうです。現場でさまざまな内装を手掛け、実務経験を重ねていけば、国家資格である内装仕上げ施工技能士検定を受検する事も可能です。資格取得により、実力のアピールにつながりますし、独立するときの信用度もアップするでしょう。
内装工の年収、月収について
月収18万前後~
内装工の仕事に就くには
内装関連会社、インテリア関連会社などに内装工の求人に応募。ベテランの内装工のもとで実際に現場で働きながら技術や知識を習得して行くのが一般的。職業訓練校などで、就職する前に内装工としての必要な技術を訓練する事も出来る。
内装工の資格や知っておいた方が良い知識など
特に必要な資格というものはない。実務経験を重ねて、専門知識や技術を習得すれば、国家資格である内装仕上げ施工技能士試験を受験出来る。必須ではないが、資格取得があると実力のアピールにつながるのでおすすめだ。