公認会計士とは会計や監査に関する専門家の事を言います。具体的には、企業や組織の財務書類の監査証明や調整、財務に関する調査・監査・立案を行ったり、会計指導やコンサルティング業務などが主な仕事内容となります。もちろん会計のスペシャリストとしての高い知識は必要ですが、企業や組織など法人の会計状況から、法人の経営に関して適切なアドバイスを与え、法人の経営力をしっかりとサポート出来る能力が必要です。公認会計士になるには国家資格取得が必須条件となります。公認会計士の試験は「短答試験」「論文式試験」に合格する事と、「2年以上の業務補助と実務補修による単位取得」が必要となります。これらの全過程を終了した後「統一考査」を経て晴れて公認会計士となれるのです。法人の会計・監査のプロとして活躍するわけですから、数字に強い事は絶対条件となりますが、資料から法人の経営状況を読み取る分析力や、冷静な思考能力などがさらに求められます。公認会計士国家資格取得後は、公認会計士事務所や監査法人、一般企業を始め、多岐に渡り活躍出来ますし、実務経験を積んで自分の事務所を構える事も可能です。
公認会計士の年収、月収について
年収1000万前後~
公認会計士の仕事に就くには
国家資格である公認会計士試験全過程を終了したことを統一考査によって確認されれば、公認会計士として働く事が出来る。
公認会計士の資格や知っておいた方が良い知識など
国家資格である公認会計士の資格取得が必須。短答試験合格者には2年間の短答免除制度を利用して、計画的に勉強をする事が出来る。実務補修、業務補助のタイミングについても計画的に進めるとよい。