自動車検査員とは、地方運輸局長の指定を受けた民間車検向上にて、その車が道路運送車両法の基準に達しているかどうかを検査して、基準に合格していればその証明を行う専門家の事を言います。つまり、車検においての責任者という事です。自動車検査員になるためには、国土交通省管轄の国家資格である自動車検査員資格取得が必須です。この国家資格を受験するためには、まず2級もしくは1級の自動車整備士の資格取得者である事、つぎに整備主任者として実務経験が1年以上ある事が必要で、その上で雇用者からの推薦状を得る事が必須となります。その上で、地方運輸局長実地による自動車検査員教習を受講すれば、国家試験を受験する事が出来るのです。この自動車検査員教習の開講は不定期となっているので、地方運輸局などに開講時期を問い合わせておくと良いでしょう。自動車検査員資格所有者は、その専門性が高く評価される事もあり、通常の整備士に比べて収入も高いようです。なお、独立して民間の車検工場を開業するときにも、自動車検査員資格が必須となります。
自動車検査員の年収、月収について
月収25万前後~
自動車検査員の仕事に就くには
まずは2級自動車整備士資格取得が必須。その後、自動車整備主任として実務経験を積む事が必要だ。その後も推薦状を得たり、指定された講習を受けるなどの条件を満たせば学科試験を受験出来ます。
自動車検査員の資格や知っておいた方が良い知識など
国家資格の自動車検査員の取得が必須。この子か試験受験のためには2級自動車整備士、1級自動車整備士資格取得が必須。整備士主任者としての実務経験がある事も必要だ。