自動車整備主任者とは、整備を終えた自動車が、保安基準を満たしているかどうかを検査する専門家の事を言います。自動車整備主任者になるためには、まず国からの認定を受けた整備工場において、3年以上の整備士としての実務経験がある事が大切です。(所有学歴によって、求められる実務経験年数は異なる。)整備士としての充分なキャリアを積んだ上で、認定工場事業者からの推薦を受けて、自動車整備主任者講習を受講します。整備士としてのキャリアがあるだけでなく、2級以上の自動車整備士資格取得も必要です。車検などを行う自動車検査員になるためには、この自動車整備主任者としての実務経験が必要となってきますので、ステップアップを考える人であれば、自動車整備主任者資格取得はおすすめです。自動車整備主任者になるために受講が必要な講習の開催は不定期なので、各地の自動車整振興会への問い合わせが必要になります。自動車整備主任者の資格取得後は、資格手当てがつくなどして昇給も期待出来ますが、課せられる責任もアップします。小さな見落としが大きな事故につながる事もある責任重大な仕事です。
自動車整備主任者の年収、月収について
月収25万前後~
自動車整備主任者の仕事に就くには
学歴に応じて異なるが、認定工場にて整備士としての実務経験が3年以上ある事が必要。事業主からの推薦状を受け、指定された講習を受講する事で、自動車整備主任者として認定される。
自動車整備主任者の資格や知っておいた方が良い知識など
2級以上の自動車整備士資格取得は保有しておこう。充分な整備士としてのキャリアを積んだ上で、国家資格である自動車整備主任者資格を取得しよう。