自動車板金工とは、事故などにより外装に傷を負った自動車を修理する技術者の事を言います。自動車板金工の活躍の場は、修理工場や自動車板金工場です。そこに運び込まれた車を、さまざまな特殊技術を使って元のように修復して行くのです。具体的には、まず車体を分解し、修理が出来るかどうか判断をする事から始まります。修理不可能な場合は、パーツごと新しい物と取り替える事もあります。修理可能な場合は、凹んだ箇所に合わせて、板金の技術でこれらの箇所を修復して行きます。この作業は、熟練の技が際立つもので、熟練の自動車板金工によると仕上がりが全く異なると言われています。こうして凸凹を修正した自動車に、塗装をして行くのです。この塗装の技術を習得するためにも、ある程度のキャリアを積む事が必要になります。自動車板金工になるために、特に必要な資格というものはありませんが、工業系の学校出身者、または職業訓練校などで、板金や塗装の技術を学んだ人は優遇されるでしょう。実際に現場に入り、補佐的な作業からスタートし、経験を積んで行く事になります。いつも向上心を持ち、技術習得に向けて頑張れるような人に適正があります。
スポンサーリンク
自動車板金工の年収、月収について
月収18万前後～
自動車板金工の仕事に就くには
自動車修理工場や板金工場に入社して、熟練の自動車板金工のもと、見習いとしてキャリアを積んで行こう。実際に業務をこなしながら、専門知識や技術を習得して行くのが大切だ。
自動車板金工の資格や知っておいた方が良い知識など
特に必要な資格というものはないが、工業系の学校や、職業訓練校、専門スクールなどを利用して、板金や塗装に関する技術を学ぶのはおすすめだ。