CIW資格試験とは？

CCIWとはアメリカのプロソフトラーニング社が開発した「インターネット技術者の技術や専門知識を認定する総合教育カリキュラムのことで、このCIW資格試験とはそのカリキュラムに基づく認定制度のことを言います。特定のベンダー製品に偏ることのない中立性が特長の、ITエンジニアを対象とした非ベンダー資格といえるでしょう。あらゆるベンダーに対応出来る順応性ある世界基準での能力が認定されます。CIW資格試験は、職種別による試験体系をとっており、現在では世界70ヶ国で実施されている、非常に認知度の高い認定試験です。試験は大きくベンダーニュートラルとジョブロール、グローバルスタンダードの3種に分類され、それぞれの専門分野による資格試験が設定されています。認定グレードは、基本的なITスキルが求められる「アソシエイト」、専門的ITスキルが求められる「プロフェッショナル」、IT専門分野における上級技術者スキルが求められる「マスター」の3レベルに分類されています。

CIW資格試験の受験資格

プロフェッショナル資格や、各種マスター資格など、上級の資格を取得するには、CIWファンデーション試験に合格してCIWアソシエイト資格が認定されている必要がある

CIW資格試験の試験内容試験科目

■CIWファンデーション■
【ITビジネス基礎】インターンネットと情報技術、Webブラウザ、Webとマルチメディアコンテンツ、データベースとWeb検索エンジン、サービスとツール、電子メール、インターネットセキュリティ、ITプロジェクト管理、データベース、Webメール、インスタントメッセージ、FTPクライアント、リモート接続他　【Webサイト制作の基礎】Webサイト制作、マークアップ言語とサイト制作の基礎、XHTMLのコーディング、罫線とグラフィック要素、ハイパーリンク、テーブル他　【ネットワークの基礎】TCP/TP、ネットワークサーバ、セキュリティ、ハードウェアとOSと保守他

※CIWカリキュラムの出発点となるのが、CIWファンデーション試験である。ファンデーション資格取得後に、アソシエイト、さまざまなジョブロール試験、およびマスター試験とステップアップしていくのが一般的だ。