DTPエキスパートとは?


DTPの仕事する女性
DTPエキスパートとは、(社)日本印刷技術協会主催のDTPエキスパート認定試験のことです。DTP環境の発達によって、印刷や製版の業界は大きく変化を遂げました。印刷業はデザイナー、エディター、プリンターなど、それぞれの専門分野によって業務自体は異なります。しかし、それぞれの分野でのエキスパート達が、それぞれDTPの知識を正しく理解し、把握しているかどうかを評価するために設定された認定試験が、このDTPエキスパートなのです。製版印刷の基礎、コンピュータの知識、DTPなど、専門技術を総合的に身につけているかどうかが問われます。認定試験に合格すると、DTPエキスパートとして登録出来ますが、登録期間は2年間と設定されています。

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DTPエキスパートの受験資格

制限は特になし

DTPエキスパートの試験内容 試験科目

【筆記試験】①DTP関連知識(DTPの役割、技術、PDL、フォント、DTP作業等)、②印刷発注側知識(編集、デザイン等)、③印刷工程知識(印刷の一般的な知識、組版、製版、スキャナ等)、④色の知識、⑤コンピュータ関連知識(コンピュータ、アプリケーション等)
上記の五項目に関して、すべてマークシート方式で行われる。

【課題制作】
試験当日渡されたCD-ROMを持ち帰り、作品と製作指示書を添付して、試験日より3週間以内に提出する。

申込み期間

詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

3月、8月 ※年2回

受験地

東京、大阪、その他の地方会場 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験料

20,000円

※ポイント解説付き試験の場合は40,000円
ポイント解説付き試験とは、当日の筆記試験の直前に行われる解説のこと。受験者の知識整理のために約3時間行われる。

合格発表日

試験日より2ヶ月後

合格率

58,5%

問い合わせ先

社団法人 日本印刷技術協会 DTPエキスパート認証・登録事務局
〒166-8539  東京都杉並区和田1-29-11
TEL :03-3384-3115  FAX :03-3384-3168

HP:http://www.jagat.or.jp/expert/

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