ITパスポート試験とは、情報技術に関する基礎的な知識を評価するための資格試験です。平成21年度に、情報処理技術者試験は新制度化されました。従来区分されていた開発者側、利用者側といった区別をなくして、両者とも共通のレベル設定をおこなうことになったのです。ITパスポート試験は、この新制度への改定により新しく創立された資格試験です。現在、ITは、あらゆる業種や職種においても、仕事の基本となるものであり、パソコン操作が出来ること、パソコンを使用してのデータ作成、およびデータ処理などが行えることは必要不可欠とされています。従来、漠然とした判断でしか、こうした基本的なパソコンスキルを測ることは出来ませんでしたが、このITパスポート試験により、ユーザ側、ベンダー側共通のこれらの基本的なパソコンスキル、情報を取り扱う技術を測ることが可能になりました。企業のコンプライアンスに資するための知識、ネットワーク社会nおいて安全に活動するための知識などが問われます。
ITパスポート試験の受験資格
制限は特になし
ITパスポート試験の試験内容 試験科目
■ストラテジ(戦略)■
情報処理技術に関する基礎的な用語・概念、、業務の把握、データ分析、課題解決の手法、オフィス活用方法他
■マネジメント(管理)■
システム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスに関する基礎的な用語・概念、コンピュータ、ネットワーク、オフィス他
■テクノロジ(技術)■
情報技術に関する基礎的な用語・概念、論理的な思考力、システムセキュリティの基礎的な知識他
申込み期間
1月中旬~2月初旬、秋季は未定 ※実施団体に問い合わせのこと
試験日
年2回 ※春期(4月)と秋期(未定)
受験地
実施団体により指定された試験会場
受験料
5,100円
合格発表日
試験日より約1ヶ月後
合格率
不明
問い合わせ先
(独)情報処理推進機構(IPA)本部
〒113-8663
東京都文京区本駒込2-28-8文京グリーンコートセンターオフィス15階
TEL:03-5978-7600 FAX:03-5978-7610
HP:http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00campaign/index.html