レッドハット認定エンジニアとは、レッドハットが世界共通で実施している、世界基準のベンダー資格のことを言います。具体的にはレッドハットLinuxをセットアップして管理する能力、つまりLinuxのインストールから、ネットワークサービスの設定、セキュリティ、システム管理、トラブルシューティングに至るまでの実務的な能力が評価されます。レッドハット認定エンジニアを取得するには、デバッグ試験、択一式選択試験、サーバ設置、ネットワークセットアップ試験などのすべての試験において合格する必要があり、難易度はかなり高いことで知られています。試験の出題内容は、レッドハットLinuxの新バージョンリリースにあわせて改訂されます。試験対策として、レッドハットにより開催されるプログラムを受講すると良いでしょう。
レッドハット認定エンジニアの受験資格
制限は特になし
レッドハット認定エンジニアの試験内容 試験科目
一般的なハードウェアリソース、ディスクパーティショニング、インストール(ローカル、ネットワーク)、RAID、インストール時の設定要素(LILO、認証、ネットワーキング、システム初期化、パッケージ、そのほか)、ファイルシステム、各種設定ファイル、kickstartによるインストールの自動化、緊急用ブートフロッピーディスクの作成、エキスパートモード、パッケージ管理(rpm)、ユーザーアカウントの作成、ユーザー環境の設定(初期設定ファイルなど)、システム設定ファイル、ディスククォータの実行、cronシステム、カーネル概要(モノリシック/モジュラータイプ、初期RAMディスクなど)、カーネル再構築(カーネルソースと開発ツールのインストール、xconfigでの設定、LILOもしくはGRUBの設定など) 他
申込み期間
定期的に開催 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
定期的に開催 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験地
東京、大阪の認定試験会場
受験料
94,500円
合格発表日
試験日より1~2週間後通知
合格率
非公開
問い合わせ先
レッドハット株式会社
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート8F
TEL:03-5798-8500
FAX:03-5798-8599
HP:http://www.jp.redhat.com/