情報システムコンサルタント試験とは、(社)日本情報システム・ユーザー協会による、情報システムのスペシャリストとしての能力を評価するための認定試験のことを言います。一般的には情報システムコンサルタント試験はISC試験として知られています。受検資格が情報システム関連業務での10年以上の実務経験者との指定があることからも、この認定試験取得のハードルの高さが分かります。情報システムコンサルタントとして必要な情報システムに関する多角的な専門的知識を持ち、適切な指導、管理、診断、調整などを行える実務能力が問われます。金融・保険・コンサルタント、外資系企業、会計事務所、監査法人など国内外のあらゆる企業において、資格取得者へのニーズは高いようです。
情報システムコンサルタント試験の受験資格
情報システムに関する業務に10年以上従事した者
情報システムコンサルタント試験の試験内容 試験科目
■一次試験…書類審査、論文審査■
書類審査:締切日までに、必要書類を提出。受験者の経歴・実績、適正などが審査される。
論文審査:テーマは自由、既発表のものも可。
経験や研究の成果などをもとにして、実質的な裏付けのある情報システムについての知識や考え、問題意識などをまとめる。本文6,000文字以上、要約2,000文字以内で提出。論文および要約は、正1部、副2部で提出のこと。
■二次試験…口述試験■
一次試験合格通知者のみ受験可能。書類審査や論文審査の結果を元にして、コンサルテーション能力、コンサルタントとしての適正が問われる。
申込み期間
1次試験申込締め切り…3月末、9月末
試験日
2次試験実施…6月、12月
受験地
■1次試験…提出制
■2次試験…東京
受験料
■10,000円 (認定料、年会費は別途)
合格発表日
詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率
70%前後
問い合わせ先
(社)日本情報システム・ユーザー協会
〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町1-10-11 井門堀留ビル4F
TEL:03-3249-4105 FAX:03-5645-8493
HP:http://www.juas.or.jp/