競輪選手とは、日本競輪学校に入学をして、競輪選手になるための高度な技能や専門知識を習得した上で、国家資格である競輪選手のライセンスを取得する必要があります。日本競輪学校に入学するためには、一般試験と特別選抜試験の2種類に分かれており、それぞれ受検資格や試験内容が異なります。倍率は5%前後と難易度が高い、難関の入学試験と言えるでしょう。入学試験に合格後は、トレーニングや勉強を重ね、競輪学校卒業後にい国家資格である選手資格検定に合格すれば、正式に競輪選手として登録をすることが出来ます。その後は競輪選手として、各地方自治体が開催する公営の自転車競技に出走し活躍することが出来ます。
競輪選手の受験資格
日本国内に居住の、17歳以上高卒の男子
競輪選手の試験内容 試験科目
【一般試験】…第一次試験
■技能試験■…自転車の競技経験者が対象
自転車の1,000メートルの走行時間
■適正試験■…自転車の競技経験が無い人が対象
・垂直跳の跳躍高
・背筋力計による背筋力
【一般試験】…第二次試験
■技能試験■
・自転車による400メートル程度の助走後における200メートルの走行時間
・自転車による1,000メートルの走行時間
・身体検査、口頭試問等による考察
■適正試験■
・台上走行試験装置による瞬間最高速度
・台上走行試験装置によるクランク軸の最大回転回数
・台上走行試験装置による一定時間の総仕事量
・身体検査、口頭試問等による考察
【特別選抜試験】
・身体検査および人物考査
申込み期間
詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
年二回
受験地
日本競輪学校、西武園、平塚、名古屋、高松、武雄競輪場
受験料
■応募時:5,000円、二次試験時:7,000円
合格発表日
詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率
5%前後
問い合わせ先
日本競輪学校
HP:http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/nkg/index.html