コーディングスペシャリストとは?


作業するこーだー
コーディングスペシャリストとは、世界共通のコードであるコーディングの知識と技術を持ったスペシャリストのことです。現在世界には、10万以上もの病名があるのですが、これを管理し、整理して行く作業は並大抵のことではありません。しかし、医療の治療において、または薬剤の管理において、あらゆる面において、これらを管理することは必要不可欠と言えるでしょう。このために、病名を整理するために使われている、世界共通のコードがあります。疾病を細かく分類し、番号やアルファベットを使い、コードをつけていくことで、複雑な疾病名を簡素化し、分類しやすくして行きます。この番号付けのことを「コーディング」と言います。つまり、コーディングスペシャリストとは、カルテに記載された病名などを、世界保健機構(WHO)の国際基準に基づいたICD(国際疾病分類)に従って、コード化を行うスペシャリストのことなのです。日本クリニカルコーディング協会実施の技能検定に合格すると、コーディングスペシャリストとして認定されます。上位から1級、2級、3級の3レベルで構成されています。新たな医療専門家であるコーディングスペシャリストのニーズは、今後ますます高まるでしょう。

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コーディングスペシャリストの受験資格

日本クリニカルコーディング協会の会員であること

コーディングスペシャリストの試験内容 試験科目

コーディング概論、コーディング(初級、中級、上級※受験レベルにより異なる)、医学用語、解剖学、病態生理学、臨床薬学、臨床検査、コンピュータ、記録法、診療情報管理実務、実践的なコーディングソフトの使い方、模擬カルテ使用の実務指導 他

申込み期間

詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

6月、12月 ※年二回

受験地

東京

受験料

■6,000円~

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

■74%前後

問い合わせ先

NPO法人日本クリニカルコーディング協会
東京都江東区亀戸2-26-8 風月堂ビル3F
TEL:03-5609-5015
HP:http://www.jhica.jp/

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