訓練士とは、警察犬、盲導犬、災害救助犬など、人を助け、非常事態に人命を救助するための特殊な作業を行えるように、犬を訓練したり、家庭犬の訓練を行ったりする人専門家の事を言います。具体的には、上記にあげたものの他に、麻薬探知犬、山岳救助犬、聴導犬、介助犬の育成などに関わります。訓練士の資格は国家資格ではありませんが、分野としてもさまざまに分かれており、資格取得の方法などもそれに応じて異なってきます。訓練士養成学校や団体は各種ありますが、日本では(社)ジャパンケネルクラブ(JKC)、(社)日本警察犬協会(NPD)、(社)日本シェパード犬登録協会(JSV)が主となります。それぞれの団体により、訓練年数や内容も異なりますので、希望する分野についてチェックしておきましょう。一般的に訓練士になるためには、訓練所に入って約5年間見習いとして実習を重ねるか、専門学校や訓練士養成学校に入学して、卒業後に訓練所でさらに数年見習いをする、いずれかの方法が必要になります。犬が好きである事は絶対条件ですが、訓練士として一人前になるまでには、長期間の勉強と実習が必要になります。責任感と忍耐力、愛情を持って業務に携われる人に適正があります。
訓練士の年収、月収について
月収16万前後~
訓練士の仕事に就くには
各団体の訓練所に入るか、専門学校や訓練士養成学校に入学して勉強をした後、訓練所で見習いとして実習を重ねるかの2通りがある。いずれにしても長い年月を重ねて経験を積む事が大切である。
訓練士の資格や知っておいた方が良い知識など
訓練士の資格試験を受けるためには、訓練所の見習いとして実習を重ね、訓練所長の推薦を受けなければならない。訓練士養成学校を卒業したとしても、最低2年は訓練所にて見習い期間が必要となる。専門的な知識と技術が必要。