ホームヘルパーとは、日常生活を営むのに支障のある高齢者や障害者を対象として、介護や家事サービスなどを行うホームヘルパー資格取得者のことを言います。身体の介護としては、食事、排泄、衣類着脱、入浴、身体の清拭・洗髪等の介助を始め、要介護者のあらゆる日常生活を手助けして行きます。特別養護老人ホームを始めとした、各施設において常勤・非常勤として勤務したり、要介護者の自宅を訪問する訪問介護を行う場合もあります。ホームヘルパーになるためには、まずは2級資格を取得することが必要です。(無資格で就職し、その後資格取得する場合もある。)ホームヘルパー養成のスクールなどで、専門知識や技能を学びます。資格試験はありませんので、資格取得のためには、これらのホームヘルパー養成講座の受講が必要です。その後、スキルアップとして1級取得を目指すパターンが一般的です。
ホームヘルパーの受験資格
■2級取得:資格試験は行われないが、ホームヘルパー2級養成講座を受講すること
■1級取得:原則として、ホームヘルパー2級過程を修了してから1年以上の実務経験所有者
ホームヘルパーの試験内容 試験科目
■2級講座内容
【学科】
ケアサービスの意義、QOL、ノーマライゼーション、自立支援、ホームヘルプサービス、介護保険におけるホームヘルパーの役割、ホームヘルパー倫理、リハビリや健康管理、生活援助、福祉用具の扱い 他
【実技】
食事、排泄、衣類着脱、入浴、体位変換、異動介助 人工呼吸、心臓マッサージをはじめとする救急時の対応 他
【実習】
老人保健施設、福祉施設、訪問介護などの現場での実習
申込み期間
随時 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
随時 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験地
全国各地のヘルパー養成スクール
受験料
■スクールによって異なるが平均9万円前後
合格発表日
詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率
データなし
問い合わせ先
株式会社ニチイ学館 本社
〒101-8688
東京都千代田区神田駿河台2-9
TEL:03(3291)2121<大代表>
HP:http://www.e-nichii.net/course/helper2/index.html