医療事務管理士とは、技能認定協会JSMAによる医療事務スタッフとしての専門知識や専門技能を証明するための認定資格のことです。特許庁により、この資格は商標登録されています。医療事務管理士資格試験は、医科と歯科に分かれて実施されます。医療事務は、各医療機関の要となる重要な仕事です。受付、各診療部門受付、カルテ管理、治療費の計算から診療報酬明細書作成(レセプト作成)などをはじめとして、患者と医師、病院内のスタッフの間に立ち、事務の面から医療現場をサポートして行くエキスパートと言えるでしょう。医療事務管理士の資格取得者は、そんな医療事務のスキルをよりアピールすることが出来るとして注目を集めています。現在は14万人を超える有資格者が現場で活躍しており、高齢化が進む今後において、ますます注目が高まる資格と言えるでしょう。
医療事務管理士の受験資格
制限は特になし
医療事務管理士の試験内容 試験科目
【学科試験】
■医療保険制度・後期高齢者医療制度・公費負担医療制度等についての法規に関する知識
■人体の構造、生理機能、各臓器の組織、傷病の種類等医学に関する一般知識
■診療報酬点数の算定方法、診療報酬明細書の作成、医療用語等についての保険請求事務に関する知識
【実技試験】
診療報酬明細書の作成
申込み期間
詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
1月、3月、5月、7月、9月、11月 ※年6回
受験地
日本医療事務センターの指定会場、および受験申請のあった専門学校、各種学校
受験料
■6,000円(医科)
■6,000円(歯科)
合格発表日
試験日より約1ヶ月後に通知
合格率
■医科…50%前後
■歯科…66%前後
問い合わせ先
技能認定振興協会 (JSMA)
〒101-0024
東京都千代田区神田和泉町1-12-17久保田ビル3F
TEL:03-3864-3559
FAX:03-3864-5112
HP:http://www.ginou.co.jp/default.asp