介護福祉士とは、介護福祉に関する専門的な知識や要介護者に介護を行う技能を持った、介護に関する指導を行う専門職のことを言います。介護福祉士資格は、介護福祉士国家試験を受験し、合格することで資格取得することができます。介護福祉士の国家試験を受験するためには、介護職の実務経験が3年以上あるか、高等学校の福祉科福祉コースを卒業していることが条件となります。要介護者の介護を行うヘルパー達の指導などを行えるだけの能力があることが求めますので、介護に関する専門的な知識だけではなく、現場での生きた経験を持っていることが要求されるのです。介護職の国家資格は、この介護福祉士とケアマネージャーなどになりますが、介護福祉士資格を取得することがケアマネージャーの受検資格にもつながります
介護福祉士の受験資格
■介護職の業務(特別養護老人ホーム、身体障害者施設などの社会福祉施設、病院、診療所、ホームヘルパー)に3年以上従事した者。
■高等学校の福祉課福祉コース卒業者。
介護福祉士の試験内容 試験科目
【第一次試験・筆記】
社会福祉概論
老人福祉論
障害者福祉論
リハビリテーション論
社会福祉援助技術(演習を含む。)
レクリエーション活動援助法
老人・障害者の心理
家政学概論
医学一般
精神保健
介護概論
介護技術
形態別介護技術
【第二次試験・実技】
介護等に関する専門的技能
申込み期間
8月上旬~9月上旬
試験日
■一次試験:1月下旬
■二次試験:3月上旬
受験地
■筆記試験:北海道、青森、岩手、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、熊本、鹿児島、沖縄
■実技試験:北海道、青森、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
受験料
■12,800円
合格発表日
3月末
合格率
■50%前後
問い合わせ先
(財)社会福祉振興・試験センター
財団法人社会福祉振興・試験センター
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1丁目5番6号 SEMPOSビル
試験案内専用電話 03-3486-7559
HP:http://www.sssc.or.jp/shiken/index.html