看護師とは、病院などの医療施設をはじめ、さまざまな場で診療の説明や確認、医師のサポート、道具の洗浄や治療や手術等に必要な準備など、あらゆることを手がける医療の現場における看護のスペシャリストのことです。看護師になるためには、看護師国家試験を受験し合格をすることが必須です。看護師の国家試験を受験するためには、条件が設定されているのですが、最も一般的な道としては文部科学大臣の指定した看護師養成校にて3年以上の必要学科を学ぶことがあげられます。年一回の国家試験に合格するためには、3年間みっちりと看護師になるための幅広い過程を勉強することが大切なのです。看護師の活躍の場はさまざまですが、たとえば病院に勤務する場合には、医師の診断や治療においての補助的役割や、患者やその家族への対応が中心となります。各種検査から点滴、注射、与薬、検温、測脈、血圧測定などをはじめとしたさまざまな業務を行うことになります。看護のエキスパートとして看護師の役割は非常に責任重大なものなのです。
看護師の受験資格
■文部化学大臣の指定した養成校で3年以上看護婦・士になるのに必要な学科を学んだ者
■厚生労働大臣の指定した看護婦・士要請校を卒業した者
■免許取得後3年以上業務に従事している准看護婦・士で、指定学校または指定養成所で2年以上学んだ者
■外国音要請校を卒業、または外国で看護婦・士免許を得た人で、厚生労働大臣が1または2と同等以上の知識と技能があると認めた者
※上記いずれかの該当者
看護師の試験内容 試験科目
・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
・社会保障制度と生活者の健康
・基礎看護学
・在宅看護論
・成人看護学
・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・精神看護学
申込み期間
詳細は厚生労働省に問い合わせのこと
試験日
2月
受験地
北海道、青森、宮城、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
受験料
■5,400円
合格発表日
3月末、厚生労働省、地方厚生局、厚生支局に掲示
合格率
■80%前後
問い合わせ先
厚生労働省
HP:http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/5.html