救急救命士とは、心配停止状態の患者に対し、医師の指示のもと救急救命処置を行うことができる救命医療のスペシャリストのことです。しかし、緊迫した状況下で冷静な判断と確かな技術を発揮することは、並大抵のことではありません。救急救命士になるためには救急救命士国家試験を受験し、国家資格を取得することがまず必須となります。特定の器具を使い患者の気道の確保を行ったり、静脈路の確保を行ったりしますが、近年ではさらに救急救命処置の範囲が拡大されて、気管挿管や強心剤の投与などの処置を行うことも可能になりました。救急救命士の判断が患者の命を左右するという、とても責任重大な仕事なのです。一刻を争う現場において、冷静さを失うことなく的確に患者を観察し、適切な処置を行えるようになるには、専門知識の習得はもちろん現場での実務経験の積み重ねが必要なのです。国家試験合格後も、必要な講習の受講や実習などを通じてスキルアップを目指しましょう。
救急救命士の受験資格
■救急救命士の養成所で2年以上必須課程を学んだ者。
■救急業務に1定期間就き6ヶ月以上学んだもの。
他細かな受検資格があり。詳細は厚生労働省ホームページなどを参照のこと
【試験内容 試験科目】
・基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
・臨床救急医学総論
・臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学)
・臨床救急医学各論(二)(病態別臨床医学)
・臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学)
救急救命士の試験内容 試験科目
・基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
・臨床救急医学総論
・臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学)
・臨床救急医学各論(二)(病態別臨床医学)
・臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学)
申込み期間
詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
3月
受験地
北海道、東京、愛知、大阪、福岡
受験料
■33,600円
合格発表日
4月中旬、厚生労働省にて掲示
合格率
■80%前後
問い合わせ先
厚生労働省医政局指導課
東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 中央合同庁舎第5号館内
TEL:03(5253)1111
FAX:03(3503)8562
HP:http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/14.html
(財)日本救急医療財団
HP:http://www.qqzaidan.jp/