視能訓練士とは、眼科での検査や視能訓練などを行う専門家のことを言います。視能訓練士になるためには、視能訓練士国家試験を受験して合格し、視能訓練士国家資格を取得する必要があります。斜視や弱視などの機能障害を持つ人達に対して、視機能を回復させるために訓練を行ったり、視力が低下した人達のリハビリも担当します。視力は人にとって大切な機能であり、ここに障害が生じる事で日常生活が困難になることもあるでしょう。視能訓練士は、患者の目の状態がどんな状態であるのか、必要な検査をすることで判断して、それに応じた訓練を指導することで、社会への復帰や独立した生活を支援して行きます。
視能訓練士の受験資格
①大学に入学できる者で、文部科学大臣指定の学校、厚生労働大臣指定の養成学校で3年以上、必要な知識技能を修得した者。
②大学または厚生労働省令で定める学校もしくは要請施設(看護師養成施設又は保育士養成施設)で2年以上修業し、かつ厚生労働大臣の指定する科目を修めた者で、文部科学大臣指定の学校、厚生労働大臣指定の養成施設で1年以上必要な知識技能を修得した者。
③外国の視能訓練士に関する学校もしくは養成施設を卒業、または外国で視能訓練士の免許に相当する免許を受けたもので、厚生労働大臣が①または②に掲げる者と同等の知識技能を有すると認定した者。
視能訓練士の試験内容 試験科目
※筆記試験のみ※
基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学及び視能訓練学 他
申込み期間
※詳細は厚生労働省に問い合わせのこと
試験日
3月 ※詳細は厚生労働省に問い合わせのこと
受験地
東京、大阪
受験料
■15,800円
合格発表日
4月上旬に、厚生労働省および関東信越厚生局、近畿厚生局に掲示
合格率
■95%前後
問い合わせ先
〒330-9713
埼玉県さいたま市中央区新都心1番地1 さいたま新都心合同庁舎1号館 関東信越厚生局
TEL:048(740)0810
FAX:048(601)1326
〒541-8556
大阪府大阪市中央区大手前4丁目1番76号 大阪合同庁舎第4号館 近畿厚生局
TEL:06(6942)2241
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