保健師とは、学校や保健所などで集団検診や健康相談などを行い、乳幼児から高齢者にいたるまで、地域のあらゆる人達が健康に暮らせるように手助けをする専門家のことを言います。保険師として活躍するためには、保険師国家試験を受験して合格し、保険師資格取得をすることが必須です。「地域の保険師」「学校保険師」「産業保険師」と、保険師の仕事は大きく3つに分けることができますが、活躍の場が何処であれ、その場におけるあらゆる人達の健康の維持と促進に深く関わることになります。保険師は看護士とは仕事内容が異なりますが、保険師と看護士はどちらも保険師助産師看護師法という法律で定められている国家試験であるため、保険師になるためには看護士の資格に加えて、保険師国家試験にも合格する必要があるのです。国家資格であり、医療系でありながら合格率が高いことは、保険師国家試験を受験するまでの経緯が長く、さまざまな知識や経験の所有者が受験することの現われなのです。
保健師の受験資格
※看護士国家試験合格者、保険師助産師看護師法弟21条のいずれかに該当する者、または弟53条に規定する者で、下記のいずれかに該当する者。※
1:文部科学大臣指定の学校において6ヶ月以上の保険師になるために必要な学科を修めた者。
2:厚生労働大臣指定の保険師養成所を卒業した者。
3:外国の保険師学校を卒業するか、外国において保険師免許を取得した者で、上記の1、2と同等の知識や技能を有する者。
保健師の試験内容 試験科目
地域看護学、疫学、保険統計、保険福祉行政論
申込み期間
詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
2月
受験地
北海道、青森、宮城、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
受験料
■5,400円
合格発表日
3月下旬
合格率
■90%前後
問い合わせ先
厚生労働省
ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/3.html