学校図書館司書教諭とは、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の学校の図書館にて、資料や図書、ビデオ、CD、DVD等視聴覚関連の資料に関する専門職となる教員のことを言います。この学校図書館司書経論資格を取得するためには、文部科学省によって実施される学校図書館司書教論講習を受講する必要があります。講習受講後は、無試験にて資格を取得することが出来ます。この学校図書館司書経論講習を受講するためには、小、中、高等学校、特別支援学校等の教諭免許状を取得していることが条件となります。万が一教諭免許がなかったとしても、大学に2年以上在学し、所定の単位を取得していれば受講は可能です。
学校図書館司書教諭の受験資格
①小学校、中学校、高等学校、特別支援学校免許状の有資格者
②大学に2年以上在籍し、所定科目の62単位以上を修得した者。
※①、②の該当者は、講習を受講することにより学校図書館司書経論の資格を取得できる。なお、現役教師歴が2~4年以上あり、司書経論に相当する実務経験者の場合は、講習の一部が免除される。
学校図書館司書教諭の試験内容 試験科目
※学校図書館司書教諭講習内容※
①学校経営と学校図書館に関する事項
②学校図書館メディア構成に関する事項
③学習指導と学校図書館に関する事項
④読書と人間性に関する事項
⑤情報メディア活用法に関する事項
申込み期間
※年度によって異なることがあるため、詳細は実施先に問い合わせのこと
試験日
4~5月の官報に記載。年度によって異なることがあるため、詳細は実施先に問い合わせのこと。
受験地
4~5月の官報に記載。年度によって異なることがあるため、詳細は実施先に問い合わせのこと。
受験料
無料
合格発表日
講習を受講後全員取得できる。
合格率
なし
問い合わせ先
文部省初等中等教育局児童生徒課指導調査係
TEL:03-5253-4111
HP:http://www.mext.go.jp/