林業技士とは、森林を守り、林業経営に関する指導などを行う、林業に関する専門家の事を言います。具体的には、造林、林道に関する設計や調査、森林施業の計画作成が主な業務内容となります。林業技士試験の受験資格は、大学や短大などで、林業に関する専門課程を習得し、その後7年間の林業実務経験がある事が必須となります。林業技士資格取得の課程は、まずは受験資格を備えている事、その上で、(社)日本森林技術協会による3ヶ月の通信講座による講習を受けます(スクーリングやレポート提出も含まれる)。講習終了後に、修了試験を受験し、この試験に合格して林業技士としての認定を受ける事が出来ます。森林伐採などで森林は破壊され、環境破壊が進んでいる社会問題を背景にして、林業技士に課せられた責任はとても重大です。森林を守る事は、地球を守る事にもつながるほど大きな問題なのです。常に環境問題を意識しつつ、合理的な林業経営の指導が出来るような、広い視野を持ち、緻密な実務を行える実行力のある人に適正があります。
林業技士の年収、月収について
月収25万前後~
林業技士の仕事に就くには
林業技士として勤務するためには、大学や短大などで林業の専門課程を習得した後、7年以上の現場での実務経験を積む必要がある。その後林業技士の資格を取得しよう。
林業技士の資格や知っておいた方が良い知識など
まずは大学や短大で林業の専門課程を習得し、林業の現場で実務経験を7年間積み重ねよう。その後、講習を受け、林業技士の試験に合格をすれば、林業技士の資格取得が可能。