通訳案内士とは?


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通訳案内士とは、外国人に付き添って、外国語を用いて案内業を行う専門家のことです。通訳案内士になるためには、国際観光振興機構が毎年一回実施をする、通訳案内士試験(国家試験)を受験して合格する必要があります。この通訳案内士国家試験に合格をした上で、都道府県にて氏名、住所等個人情報を登録することで、通訳案内士としての業務を正式に行うことができるのです。通訳案内士は、専門とする外国語に秀でているだけではなく、日本という国についても歴史、経済、文化などについて深い知識を有していることが必要です。いわば民間の外交官とも言える重要なポジションがこの通訳案内士という仕事なのです。

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通訳案内士の受験資格

制限は特になし

通訳案内士の試験内容 試験科目

■筆記試験
◇外国語についての筆記試験◇
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語のうち、受験者の選択する1ヶ国語。(ただし、今年度外国語の英語科目が免除となり、併せて他の外国語科目の受験を希望する場合、または英語以外の外国語科目が免除となり併せて英語科目の受験を希望する場合は二ヶ国語の受験を可能とする。)

◇日本語による筆記試験◇
日本地理、日本歴史、産業・経済・政治及び文化に関する一般常識

■口述試験
通訳案内の実務(筆記試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力。人物考査を含む。)

申込み期間

5月中旬~6月下旬

試験日

■筆記試験:8月
■口述試験英語:11月、英語以外:12月

受験地

■筆記試験:札幌、仙台、東京、名古屋、京都、広島、福岡、那覇、ソウル、北京、香港、台北(ただし、ソウルでは韓国語のみ、北京、香港及び台北では中国語のみ実施)

■口述試験
◇英語、中国語、韓国語…東京、京都、福岡
◇英語、中国語、韓国語以外の外国語…東京

受験料

■8,100円

合格発表日

■筆記試験合格発表:11月中旬
■口述試験合格発表:翌年2月上旬

合格率

■英語:20%前後
■中国語:11%前後
■韓国語:12%前後
※他、受験する外国語によって異なるため詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

国際観光振興機構 総務部 通訳案内士試験係
〒100-0006
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館10階
TEL:03-3216-1903
HP:http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/index.html

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