エックス線作業主任者とは?


検査
エックス線作業主任者とは、厚生労働大臣指定試験機関である財団法人安全衛生技術試験協会によって実施される、労働安全法に基づく免許試験のひとつです。エックス線作業主任者とは、エックス線による障害の防止措置の職務に関わる専門家のことです。エックス線装置(医療用、波高値による定格管電圧が1000kv以上の装置をのぞく)を用いる作業を行う場合、その事業所では、エックス線による障害を防止する措置における直接責任者であるエックス線作業主任者免許を取得している者を選任することが義務付けられています。

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エックス線作業主任者の受験資格

18歳以上の者。下記の免許、または免状の交付を受けたものは、免許交付申請をすることで、エックス線作業主任者の免許の交付を受けることができる。

◇診療放射線技士免許取得者
◇原子炉主任技術者免状取得者
◇第一種放射線取扱主任者免状取得者

エックス線作業主任者の試験内容 試験科目

◇エックス線の管理に関する知識
◇関係法令
◇エックス線の測定に関する知識
◇エックス線の生体に与える影響に関する知識

※免除科目
・第二種放射線取扱主任者免状の交付を受けた者→エックス線の測定に関する知識、エックス線の生体に与える影響に関する知識が免除される。

・ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許試験に合格した者→エックス線の生体に与える影響に関する知識が免除される。

申込み期間

定期的に実施。各センターによって日程は異なるため、詳細は実施団体に問い合わせのこと。

試験日

定期的に実施。各センターによって日程は異なるため、詳細は実施団体に問い合わせのこと。

受験地

北海道センター、東北センター、関東センター、中部センター、近畿センター、中国四国センター、九州センターの全7ヵ所。

受験料

■7,000円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

■46%前後

問い合わせ先

財団法人安全衛生技術試験協会
〒101-0065
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
TEL:03-5275-1088
HP:http://www.exam.or.jp/index.htm

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