家電製品アドバイザーとは、家電製品の販売、営業系業務において、消費者からの各種相談を受ける業務に従事する人を対象とした資格のことです。具体的には消費者に商品選択や使用方法、廃棄等のアドバイスを行います。そのためにも、商品の性能や取扱に関する専門知識や、セットアップ、設置、接続、調整、修理などを行う技能が評価されます。販売実務の知識や接客のマナーを備えているか、商品に関する充分な知識を備えているか、不具合発生時に十分な対応ができるか、電気安全に関する基礎知識や法規の知識を持ち、適切な運用ができるか等、試験では幅広い実務に関する内容が問われます。家電製品アドバイザーは、「AV情報家電」と「生活家電」の2種類で構成されています。両方の試験を同時に合格するか、一方の資格を先に取得し、その後にもう一方の資格を取得した場合は、「総合アドバイザー」と名乗ることができます。
家電製品アドバイザーの受験資格
制限は特になし
家電製品アドバイザーの試験内容 試験科目
試験は下記のそれぞれの項目ごと、2科目で構成されている。両方の科目に合格をすると資格取得できる。
◇アドバイザー(AV情報家電)
①「商品知識・取扱」
AV情報家電製品の商品知識・取扱の理解度
②「CS・法規」
CSに関する知識及び関連する法規類の基本的知識の理解度
◇アドバイザー(生活家電)
①「商品知識・取扱」
生活家電製品の商品知識と取扱の理解度
②「CS・法規」
CSに関する知識及び関連する法規類の基本的知識の理解度
※「CS・法規」はAV情報家電、生活家電共通科目。
申込み期間
■9月試験:7月下旬
■3月試験:1月下旬
試験日
9月、3月
受験地
東京、大阪、名古屋をはじめとする全国主要都市
受験料
■AV情報家電:9,230円
■生活家電:9,230円
■両方受験:15,410円
合格発表日
11月初旬、5月初旬
合格率
■AV情報家電:40%前後
■生活家電:50%前後
問い合わせ先
財団法人家電製品協会認定センター
http://www.aeha.or.jp/nintei/main.html