構造用集成材管理士とは、別名グルーラムマスターとして知られる、構造用大断面集成材の製品計画や製造に従事する能力を評価するための資格です。構造用集成材管理士を名乗るためには、社団法人日本木材加工技術協会が不定期に実施する、構造用集成材管理士試験を受験して、これに合格する必要があります。この試験を受験するためには、学歴や実務経験が必要となります。(学歴によって必要な実務経験年数は異なる。)すでに建材メーカーやなどで実務経験を重ねている人や、建材業界での活躍を希望している人は、取得しておくと有利な資格と言えるでしょう。建築基準法の改正にともない、大型木造建築物の建築も盛んになるにつれ、この構造用集成材の需要も増加しています。これに伴い、構造用集成材管理士資格取得者のニーズも高まっています。
構造用集成材管理士の受験資格
①大学卒業後、作業実務経験が3年以上の者
②短大卒業後、作業実務経験が4年以上の者
③高校卒業後、作業実務経験が4年以上の者
④木材接着士、木材乾燥士、木材切削士のいずれかの資格をもっていて、集成材の製品計画と製造に関する実務経験が3年以上の者
⑤集成材管理士資格検定委員会が認めた者
構造用集成材管理士の試験内容 試験科目
①木材と接着に関する一般的知識
②建築設計に関する一般的知識
③集成材の設計に関する技術的知識
④集成材の製造に関する知識
申込み期間
詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日
不定期に実施。詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験地
詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験料
■35,000円
合格発表日
詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率
詳細は実施団体に問い合わせのこと
問い合わせ先
社団法人日本木材加工技術協会 本部
〒112-0004
東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル
(社)日本木材加工技術協会
電話:03(3816)8081 FAX:03(3816)7880
E-mail : kakou@jwta.or.jp
HP:http://www.jwta.or.jp/