酸素欠乏危険作業主任者とは?


取扱注意
酸素欠乏危険作業主任者とは、労働安全衛生法に定める酸素欠乏症や硫化水素中毒にかかる恐れのある場所での作業の際、中毒や欠乏状態になることを防止し、傷病者発生の際は応急手当などを行う専門家のことです。酸素欠乏危険作業主任者は、労働安全衛生法に想定される作業主任者の一種です。この資格を取得するためには、全国各都道府県労働局長登録教習機関によって定期的に開催される、「酸素欠乏危険作業主任者技能講習」または「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習」のいずれかを受講し、全カリキュラム習得後、修了試験を受けて、これに合格する必要があります。この合格者の中から、酸素欠乏危険作業主任者が選任されます。

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酸素欠乏危険作業主任者の受験資格

制限は特になし

酸素欠乏危険作業主任者の試験内容 試験科目

■酸素欠乏危険作業主任者技能講習(旧一種)
「学科」
◇酸素欠乏症及び救急蘇生法に関する知識
◇酸素欠乏の発生原因及び防止措置に関する知識
◇保護具に関する知識
◇関係法令

「実技」
◇救急蘇生の方法
◇酸素濃度の測定方法

「修了試験」

■酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習(旧二種)
「学科」
◇酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急蘇生法に関する知識
◇酸素欠乏、硫化水素の発生原因及び防止措置に関する知識
◇保護具に関する知識
◇関係法令

「実技」
◇救急蘇生の方法
◇酸素濃度及び硫化水素濃度の測定方法

「修了試験」

申込み期間

都道府県労働局長登録教習機関により定期的に実施。詳細は同機関に問い合わせのこと。

試験日

都道府県労働局長登録教習機関により定期的に実施。詳細は同機関に問い合わせのこと。

受験地

全国各地

受験料

■酸素欠乏:9,000円
■酸素欠乏・硫化水素:12,000円

※上記は全科目受講の場合。科目免除者の場合は異なる。

合格発表日

詳細は都道府県労働局長登録教習機関に問い合わせのこと。

合格率

詳細は都道府県労働局長登録教習機関に問い合わせのこと。

問い合わせ先

厚生労働省都道府県労働局リンク:http://www.mhlw.go.jp/link/index.html

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